2007年 年賀状解説その5
短歌
短歌と言っても、意味はすぐわかりますね。
ただ、問題は「大和魂」という言葉についての感覚
、理解の程度が人により全く違うために、私に対し
ての人間解釈に相当大きなズレが生じてしまうこと
です。大和魂という言葉の解釈が人間の価値判断
になってしまうのです。
大和魂だなんて、古臭いと思っている人もいるでし
ょう。日本人の真髄と思う人もいるでしょう。右翼の
好きな言葉、格闘家にぴったり、また聞いただけで
戦争を思い出し、ぞっとする人もおられるでしょう。
きっと人の数だけの解釈、考え方、イメージがある
でしょう。また、年齢を重ねるに連れて、変化して
いくかもしれません。
難しいことは今後の課題として、私がこの言葉を
考える原点となる短歌が次の二首です。
敷島の大和心を人と問はば 朝日に匂う山桜花
本居宣長
身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも
留め置かまし大和魂
吉田松陰
この二首の時代背景、思想、歴史、二人の人生
とにかくすべてがすごいですよね。
余談
職場に来る運送会社の方の台車に張ってある
ダンボールに、なんと本居宣長のこの歌が大きく
書かれているのです。
彼はくじけそうになった時には、この歌を口ずさむ
のだそうです。
今度ゆっくり彼と話がしたいと思っています。
かつて代ゼミの日本史の授業で講師むっちゃんの
松蔭との精神的邂逅についての授業はとても感動
的なものでした。
歌、歴史上の人物との出会い、必然的出会い、
絶対的出会い、とても大切ですね。


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