二人のシモーヌ
シモーヌ・ヴェィユとシモーヌ・ボーボワール
この二人が私にとってのシモーヌです。
ボーボワールの有名な言葉「女は女として生ま
れるのではなく、女として作られる。」
初めて知った時衝撃を受けました。
そしてサルトルとの関係。
現代のジェンダーフリー・男女同権の土台となって
います。
私が育った時代には女は男よりも弱い、だから
「何が何でも守らなければならない。」
そして基本的に「女は正しい」(これは私が育った
教育環境である、小学校・中学校で出会った
同級生の女性の影響が大きいのですが。
一方ヴェイユは「人間存在の支え・義務・目的
・・・」を追求したのではないでしょうか。
とても心引かれる思想家です。彼女の本を読むと
心が安らぎます。思想・哲学の本なのに。
私はヴェイユの事を、絶対安静で1ヶ月間入院
している学生の頃知りました。肉体の動きを中止し
精神のみの活動しか許されていない時でした。
彼女の思想と行動がその時の精神的支柱になり
ました。その時朝日新聞で、グロタンディエクという
数学者がサバイバル運動という、私が今まで
思っていた考えと同じ運動を始めたというので、
退院してすぐカナダの彼に連絡を取りました。
すると日本での代表者の方から連絡があり、
すぐにお会いしました。するとその方の父と
ヴェイユの兄である、アンドレ・ヴェイユが大の
仲良しだったと知り、ますますヴェイユが身近に
じられるようになりました。
「神を待ちのぞむ」はすばらしいです。
もしチャンスがありましたらお読み下さい。
田辺保・杉山毅氏の翻訳はすばらしいと思い
ます。フランス語に忠実でしかも多分彼女の
感性・表現をかなり忠実に再現していると思い
ます。フランス語が出来たらなと思います。
出来なくて残念です。


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