安全性と危険性
安全性と危険性という言葉は全く逆の意味を
表す言葉ですよね。
では、よく耳にする次の表現について考えてみて
下さい。
「原子力発電所の安全性」という表現、これは
原発の安全な部分について表しているので
しょうか?
違いますよね。
原発が大丈夫か、危険ではないのか、
つまり原発の危険な部分が、どの程度危険では
いかという事、それを安全という逆の言葉で
言い換えているのです。
本来「原子力発電所の危険性」と表現しなければ
ならない事を安全という言葉を使用することに
よって、「原発は安全だ」と暗にほのめかして
いるのです。暗示にかけていると言ってもいい
でしょう。
このように考えると、
「航空機の安全性」は「航空機の危険性」
「医薬品の安全性」は「医薬品の危険性」
「自動車の安全性」は「自動車の危険性」
伝わってくるもの、雰囲気が全く違ってきません
か。
安全であれば何も起こらない、危険ではないの
ですから、敢えて論ずる必要はないのです。
安全という言葉を使用するのは危険から、
目を逸らせるためではないでしょうか。


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